信頼できる仏壇選び

1.信頼できる仏壇店選びとは?

皆様は、高額なお買い物をされる時に、何を一番重要視されるでしょうか?

「価格」・「品質」・「お店の信用度」「品揃え」等々、いろんな見方をされると思いますが、高価な商品であればあるほど、「お店の信用度」を重要されると思います。しかし、「お店の信用度」と一言で言っても、どうやって見分けるのか、よくわからないと思います。

昭和の高度成長期、仏壇業界もお陰様で大変忙しい時期だったと言われます。そのあたりから、需要に供給が追いつかず、安価なお仏壇を生産するために部品を海外(主に韓国や中国)で生産するようになりました。さらに昭和から平成のバブル期にかけては、お仏壇そのものを海外で生産するようになってきました。ところが、そういった安価な海外製品を国内で生産していると偽って販売する仏壇店もあったそうです。

富山県内でも、当然海外産のお仏壇が流通しはじめましたが、平成25年頃までは、あれほど高額な商品にもかかわらず、メーカー名や生産地・品質表示等々を明示してないお店がほとんどでした。

よく考えてみるとメーカー名を明示する事って、「当たり前」のことですよね。ところが、この当たり前のことが、仏壇業界では長い間タブー視されてきたのです。

現在では、野菜のような日常品でさえ産地表示をしています。ましてや、何十万円、何百万円もするお仏壇が、どこで作られたのかわからないというのは、買う立場に立ってみるととても不安だと思います。これは私がこの業界に入ってすぐ感じた疑問点でした。だから、私が社長になってから店内のお仏壇すべてに生産地とメーカー名を明記するように改めました。

これは平成23年頃の他県でのお話しですが、海外で生産したお仏壇を「地元で作った高級品」と偽って販売する業者がいたそうです。当時、全国の消費者センターや国民生活センターに、そういった苦情が多数寄せられたそうです。(10年間で1,000件以上)そこで、全国の宗教用具を取り扱っている業者の団体が、仏壇の生産地や品質を明記するルール作りに取りかかり、平成25年4月に『仏壇公正取引協議会』を立ち上げました。

この協議会に加盟している仏壇店は、金仏壇・唐木仏壇・現代調仏壇等、展示しているお仏壇の品質や生産地を明記するようになりました。多分、仏壇業界にとっては大きな改革であったと思います。

当社も当然この『仏壇公正取引協議会』に加盟していますが、当社の場合は、その頃には既にすべての仏壇に生産地(メーカー名)を明記していましたのです。

現在、『仏壇公正取引協議会』の表示ルール

※金仏壇と唐木仏壇について、次の通り表示するよう義務づけています。

<金仏壇>

ア 商品名 イ 木地主材料 ウ 正面表面仕上げ エ 主な金箔粉等 オ 原産国 カ 外形寸法 キ 販売価格

<唐木仏壇>

ア 商品名 イ 正面表面材 ウ 主芯材 エ 表面仕上げ オ 原産国 カ 外形寸法 キ 販売価格

※金仏壇の原産国に関する表示について

金仏壇の工程は木地、宮殿、彫刻、錺金具、蒔絵、塗り、金箔押し、組立・仕上げの8工程があり、このうち木地、塗り、金箔押し、組立・仕上げの4工程と宮殿、彫刻、錺金具、蒔絵の4工程のうちの1つ以上の工程を国内で行った製品が「国産」「日本」の表示となります。

※唐木仏壇の原産国に関する表示について

唐木仏壇の工程は木地、宮殿、彫刻、塗り、組立・仕上げの5工程があり、このうち木地、塗り、組立・仕上げの3工程以上を国内で行った製品が「国産」「日本」の表示となります。

お仏壇の産地やメーカーによって品質の優劣が決まる訳ではありません。また、お仏壇の価格も「ピンからキリまで」ですので、お客様のご予算や好みに合わせて選択していただきたいと思います。ただし、その選択の際に基準となるポイントをしっかり明記し説明できるお店を見極めることが大事だと思います。

さて、皆様は、高額なお買い物をされる時に、何を一番重要視されますか?
ポイントはいろいろあると思います。
「価格」・「品質」・「お店の信用度」「品揃え」等々、いろんな見方をされると思いますが、高価な商品であればあるほど、「お店の信用度」を重要視されるのではないでしょうか。
でも、「お店の信用度」と一言で言っても、どうやって見分けるのか、よくわからないですよね。

そこで、今回このホームページをご覧いただいた皆様だけに、お店の信用度をチェックする
魔法の「キーワード」 をご紹介します。

それは、

「このお仏壇は、何というメーカーで作られたのですか?」

という言葉です。

 この質問に対して、しっかり明確にお答えできるお店は、信用していただいて結構だと思います。
「うちはすべて自分のところで作っていますよ」と言ったり、「教えられません」と言ったりするお店は、あまり信用できないと思います。
現在、富山県内の仏壇店で、展示品すべての仏壇を自社製造できるところは、当社を含めて1社もないはずです。

仏壇店に入った事のある方は、お気づきかもしれませんが、あれほど高額な商品にもかかわらず、一部の高額商品を除いて、メーカー名はおろか、どこで作られたかも明示してないお店があるそうです。

実はこれは、自社製造をしていないのに「あたかも自社製造をしている様な言い方をしている」から起きている現象なのです。
(詳しくは、「製造元のこだわり」をご参照下さい。)

平成23年頃の他県でのお話しですが、海外で生産したお仏壇を「地元で作った高級品」と偽って販売する業者がいたそうです。
当時、全国の消費者センターや国民生活センターに、そういった苦情が多数寄せられたそうです。(10年間で1,000件以上)
そこで、全国の宗教用具を取り扱っている業者の団体が、仏壇の生産地や品質を明記するルール作りに取りかかり、平成25年4月に「仏壇公正取引協議会」を立ち上げました。
この協議会に加盟している仏壇店は、金仏壇・唐木仏壇・現代調仏壇等、展示しているお仏壇の品質や生産地を明記するようになりました。
当社も当然ながらこの『仏壇公正取引協議会』に加盟していますが、当社は自社工場で金仏壇を製造していますので、平成20年頃から、お客様が一目でその違いがお分かりになれるようにすべての仏壇に生産地(メーカー名)を明記していました。

しかし、よく考えてみるとメーカーを明らかにする事って、「当たり前」のことですよね。
ところが、この当たり前のことが、仏壇業界では長い間タブー視されてきたのです。
今の時代は、野菜のような日常品でさえ産地表示をしています。
ましてや、何十万円、何百万円もするお仏壇が、どこで作られたのかわからないというのは、買う立場に立ってみると不安じゃないですか?
これは私がこの業界に入ってすぐ感じた疑問点でした。
だから、私が社長になってから店内のお仏壇すべてに生産地を明記するように改めました。

いかがでしょうか?これって「お店の信用度」をはかる「ひとつのキーポイント」だと思いませんか?
どうぞ、この「魔法のキーワード」を一度お試し下さい。
きっと、おもしろいようにお店の違いがわかると思います。